
ワインは最も歴史の古いお酒であることから、ワイングラスもローマ帝国時代には存在していました。
ワイングラスのその形状とワインの味には、密接な関係があるとされます。ぶどうの品種によりワインの香りの立ち方が異なるため、ボルドーワインはやや縦に長い形状、ブルゴーニュのワインには、丸に近い形状のグラスが向いています。また、グラスの厚みが薄いほどワインが美味しく感じると言われています。
ワインを楽しむためには欠かせないワイングラスを紹介します。
赤ワイン用グラス
ブルゴーニュ用のワイングラスは、ボールの部分が大きくふくらんだバルーンタイプ。空気に触れる面積が大きくなるので、ワインの香りが早く香ってきます。
ボール部分のふくらみが控えめなのが、ボルドー用のワイングラスです。グラスの縁がが内側にカーブしたチューリップ型で、ワインの香りが少しずつ立ち上り、なおかつ香りが逃げにくい構造になっています。
RIEDEL リーデル ワイングラス通販
リーデルのワイングラスは、リーデルだけで開発しているのではなく、必ずワイン醸造家と一緒にテイスティングを繰り返しながら、グラスを開発しています。一つのワインを形の異なる数種類のグラスでテイスティングをし、「酸味がきつい」「渋みが強すぎる」などのグラスは排除していきます。こうした厳しい工程を繰り返して最終的なグラスを絞り込んでいくからこそ、リーデルのワイングラスは、ワインの潜在的な特徴を引き出すグラスとして高い評価を受けているのです。
SCHOTT ZWIESEL ショット・ツヴィーゼル ワイングラス通販
従来のグラスと比較し、約3倍の強度を持つ「トリタンクリスタル」の開発で、一気に世界で名を馳せたドイツの老舗グラスメーカー「ツヴィーゼル・クリスタルAG」。1872年のドイツ・バイエルン地方の小さな村ツヴィーゼルでの会社設立以来、良質の材料と燃料に恵まれたその土地で130年間、良質なグラスを造り続けています。
白ワイン用グラス
シャンパン用グラス
シャンパン、スパークリングワイン用のグラスは、細長いフルート型。ワインの中の気泡が立ち上りはじけていく様子が鑑賞できるのが特徴のワイングラスです。