タバリ カベルネ・ソーヴィニヨン・レセルバ

ぶどうは手摘みされ、ぶどうが破砕されないように20キログラムのケースに入れられます。適熟期は畑からサンプルを取って判断し、ブリックス度が24°~25°に達した時にぶどうを収穫します。通常は3月中旬から4月の一週目です。
ぶどうがセラーに運ばれると、発酵前の処理を3~4日間行います。その後、ステンレススチール製の容器で約26°に温度管理して発酵させます。発酵の間、毎日攪拌し、マストに色素がより多く抽出されるようにします。マストがワインに変化した後、発酵後の処理を行い、アロマと色素の抽出を促進します。
その後、ワインはフレンチオークとアメリカンオークの樽で12ヶ月熟成されます。樽熟成の期間を経た後、卵の白身で清澄し、軽く濾過して瓶詰めします。さらに6ヶ月間瓶熟成してから出荷されます。
濃い赤みがかったルビー色でややレンガ色を帯びています。アロマは強く洗練されていて、しっかり成熟した果実を思わせ、メンソールやユーカリのような特徴もあります。ミディアムボディで、樽熟成によるトースト香とバニラの香りが見事に調和しています。骨格のしっかりしたワインで、滑らかで丸みがあり、いつでも楽しめます。

蔵元:ビーニャ・タバリ
種類:赤
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%
容量:750ml

ビーニャ・タバリは、Vina San Pedor Agricola とGanadera Rio Negro Ltda.のジョイントベンチャーにより、2003年8月に設立されました。同社はチリ北部で最高のワインを目指し、1993年にすでにプロジェクトは開始されておりました。アカタマ砂漠や海に近い温暖で夜は涼しいことから、ゆっくりと葡萄が成熟し、複雑性に富み、力強さと上品さがあるワインが造られます。