ネモ I.G.T Castello Di Monsanto Nemo

ワイナリー:

モンサント社ではヴィーノ・ダ・ターヴォラの赤として、ファブリッチオ・ビアンキ・サンジョヴェーゼ、ティンスクヴィル、ネモの3種類を生産していますが、疑いなくネモが最も“新しい”タイプのワインであるといえます。インターナショナルと呼ぶことができる風格を備えた、偉大な赤ワインを造り出そうという、ファブリッチオ・ビアンキ氏の挑戦と最新の経験から生まれたワインです。“Nemo”とはラテン語で“誰も~ない”という意味です。ワインが最初に造られた80年代初頭は、イタリアのカベルネ・ソーヴィニョンは非常に珍しく、イタリア本国よりも海外での評価が高かったので、「誰も認めてくれない(本国では)」という遊びをこめて名前が付けられました。
ネモは100%自社畑ワインで、カベルネ・ソーヴィニョンに最適な土壌の、ムリーノ・ディ・スカンニ(IL MULINO)畑で収穫されます。1976年にカベルネソーヴィニョンをキャンティ・クラシコ地域では初めて植えました。最初のヴィンテージは1981年になります。1995年ヴィンテージの時にVdTからIGTに昇格しました。

■品種:カベルネ・ソーヴィニョン 100%
■蔵元:カステッロ・ディ・モンサント
■容量:750ml
■味わい:
カシスやタバコ、甘草を思わせる香りに、スパイスや草木の芳香がかすかに混じり、それらが樫の樽香から引き出されるヴァニラやキャラメルのニュアンスによって豊かな風味になっています。
■栽培:
ブドウの平均樹齢は28年です。
■醸造・熟成:
発酵は温度管理されたステンレススティールタンクで行い、醸しは15~18日間続きます。フランス産新樽(小樽)で15ヶ月間熟成され、その後1年間瓶内熟成されます。

フルボディ,カベルネ・ソーヴィニョン ,辛口