世界に目を向けたワイン造りをはかる期待の産地
アルゼンチンは世界で4番目にワインの生産量が多い国だが、国際的なマーケットで認められるようになったのは、ここ数年のことである。
大生産国にも関わらず、かつてはほとんどが国内及び南米内で消費されるか、原料として日本等に輸出されていた。
最も重要なワイン産地はメンドーサで、アルゼンチン全体で生産されるワインの70%を占めている。
アンデス山脈を挟んでチリのサンチャゴとは背を向け合う典型的な大陸性気候。
アルゼンチンでは、フランスなどで高級ワインなどにはあまり使われないマルベック種が熟成タイプの赤ワイン用として使用され、世界的に再評価されている。